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ジャズ基礎理論-5- コード (トライアド)
コード(和音)とは2つ以上の音が同時に鳴ること、ですが
だからといって無造作に音をいくつも重ねてもあまりいい響きにはなりません。 ここではコードを作るために必要な基礎知識を学びます。 音を重ねる方法ですがあるひとつの音を基準としてそれによく響く音を重ねます。 2度の音、たとえばCの音に対してDやD♭の音はあまり綺麗に響かない「不協和音」となります。 3度の音、たとえばCに対してEやE♭の音を重ねるとなかなかいい感じに響く「協和音」となります。 ここで3度という音程は「協和音」の最少単位であることがわかります。 コードを考えるにあたってこの3度というのが非常に重要なので 「コードの基本は3度」と覚えてしまいましょう。 つまり最初の基準となる音を根音(ルート)としてそれに3度の音を重ねてコードにします。 ルートと3度で2声の和音ができるわけですがこれだけでは音数がまだ少なくて曲で使えるような厚みのあるコードではありません。 なのでもうひとつ音を足して3声の和音にします。 積む音はルートとその上の3度、さらにその上に3度を足します。 音はルートから数えると5度の音が足されることになります。 まとめると コード とは ルート + 3度 + 5度 で構成されているといえます。 この3声のコードのことを3和音(トライアド)といいます。 ただトライアドも3度がメジャー3度かマイナー3度か、5度がパーフェクトかディミニッシュかオーギュメント5度かで響きが違うので3度、5度の組合せによっていくつかのコードを覚える必要があります。 (トライアドの種類) R(ルート) + メジャー3度 + パーフェクト5度 = メジャートライアド R(ルート) + マイナー3度 + パーフェクト5度 = マイナートライアド R(ルート) + マイナー3度 + ディミニッシュ5度 = ディミニッシュトライアド R(ルート) + メジャー3度 + オーギュメント5度 = オーギュメントトライアド 例えばルートがCの場合は・・・ Cメジャートライアド ルート(C) + メジャー3度(E) + パーフェクト5度(G) Cマイナートライアド ルート(C) + マイナー3度(E♭) + パーフェクト5度)(G) Cディミニッシュトライアド ルート(C) + マイナー3度(E♭) + ディミニッシュ5度(G♭) Cオーギュメントトライアド ルート(C) + メジャー3度(E) + オーギュメント5度(G#) が構成音となります。 これをいろんなルートで考えれるように頑張って練習しましょう。
by Jazzstandards
| 2009-12-28 16:44
| 5、コード(トライアド)
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